- キャンピングカーの旅
キャンピングカーの楽しみ方~道南・八雲編!1日目
自称、勝手に北海道観光大使をやっているキャンピングカー旅の達人、川南がお伝えします!
長い北海道の冬も終わり、だんだんとアウトドアのオンシーズンがはじまる4月頃、
北海道の道南、八雲町に新たなキャンプ場がオープンしたとのことで、さっそく行ってみました!
TOMO CAMPERSの所在地である札幌を出発して、定山渓から中山峠を抜け、洞爺湖、豊浦町、長万部を経由すること約4時間のドライブです。
4時間のドライブは、長い~!と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、
北海道って大きいんですよね、単純に。
途中休憩がてらローソンのカフェラテメガサイズでも飲みながら走っていると、
4月の北海道の山にはまだ残雪がたくさん残っているのが見れます。
雪解け水が流れる小川の両脇にも、雪が残っていますが、だんだんと春を感じられてきます。
中山峠を降りて、喜茂別町に入ると、
↓の画像のような、左が尻別岳、右が羊蹄山という絶景ロケーションが現れてきます。
羊蹄山と尻別岳は、夫婦山と呼ばれています!
洞爺湖を抜け、走ること2時間30分、約100km、
太平洋が見えてくると豊浦町に到着します。
豊浦町から噴火湾と呼ばれる太平洋側を南西側に向かうと長万部町に到着。
ここの国道37号線は、晴れていれば下の画像のような建物もな~にもない道路をひた走ります。
海側の景色は、渡島半島のランドマーク、駒ヶ岳が見えてきます。
ちなみに、
「噴火湾」は1796年(寛政8年)に当地を訪れた英国の調査スループプロビデンス号のブロートン海尉が、周囲を取り囲む北海道駒ヶ岳や有珠山など3つの火山を見て「Volcano Bay」と語ったことに由来するといわれるが、実際は噴火によって形成された海ではなく、カルデラに海水が進入してできた地形ではないかと論じられています。
北海道旅行を楽しめる豆知識!
9時に出発して、13時ころには八雲町内に到着。
さーて、ランチだと、八雲の名産、ハーベスターに行きます!
日本ケンタッキー・フライド・チキンの創業時メンバーの方が、日本国内のケンタッキーフライドチキン店舗で国内産の鶏を提供し続けていくため、養鶏に乗り出して作った実験農場がはじまりだとか。
ハーベスター八雲は「国産ハーブ鶏発祥の地」と言われており、日本国内初となる養鶏犬を使用したひよこの放し飼いを行うと、ひよこ達がハーブをついばみ始めたそうな。ハーブを食べて育ったニワトリは比較的皮下脂肪や匂いが少なく元気で美味しいそうです。
さて、店内はというと噴火湾を見渡せるステキなロケーション!
まさに、空と海のレストラン!!
石造りのピザ窯も、良い雰囲気です!
ワンちゃんともお食事ができるテラス席も設置されるそうですね。
この時は、時間がなかったのでイートインはせずに、テイクアウトして車内で食べることにしました。
八雲豚のスペアリブとか美味しかったですね。
ハーベスター付近には、地域食材を販売している「丘の駅(八雲町情報交流物産館)」や、八雲パーキングエリア、オートリゾート八雲のキャンプ場などもあります。
付近の白樺並木で、パシャリ!
キャンプ場に行く前に、
いつもの日課?である、温泉に突撃します!
ワイルドな露天風呂があると聞くと、フロキャンパーが行かない訳がありません。
八雲市街地から国道277号線で日本海方向の峠へ向かいます。
鉛川脇の道を走ること約30分で、おぼこ荘に到着!
山奥なのに、結構お客様が多くて、ビックリ!
人気の温泉宿ですね。
雄鉾岳(おぼこだけ)からとったと思われるおぼこ荘の露天風呂は、
川のせせらぎを聞きながら、岩肌に趣きがあるワイルドな温泉。
道南地方に多い、鉄分が多い黄土色のナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉。
身体が温まります!
今回の目的地のキャンプ場へ向かいます。
おぼこ荘からは約20分程度、一旦八雲市街地に戻る経路で進みながら、道道42号線を進みます。
八雲町は、乳牛頭数、生乳生産ともに道南随一の酪農郷です。
酪農風景を横目にしながら走ると、目的地ペコレラ学舎に到着!
目印は、↓の立て看板
元小学校の校庭をキャンプ場&校舎は多機能スペースに再生させた施設です。
自然豊かな山あいの牧場地帯にある廃校だけに、外観は可愛い小学校。
ペコレラ学舎の、ペコはアイヌ語で牛を意味し、レラは風を意味するらしく、
牛さんの香り?!を風が運んでくることが名前の由来。
確かに少し匂いあるかも。
チェックインが17:00までだったので、急いで受付へ。
校舎の入り口に入ります。
笑顔が素敵な地域おこし協力隊の藤谷さんに面会!
実は、事前にメールもらっていたので、ちょっと親近感が沸いていました。
もう一人、可愛らしい女性の方もいましたが、写せず(残念)
地域おこし協力隊は、総務省所管の都市地域から人口減少や高齢化等の進行が著しい地域に移住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取り組みです。
「八雲が好きなので、ずっと住みます~」との藤谷さんの言葉は、廃校の学校を再生させる!という思いが伝わってきますね。
校舎内はどんな感じになっているのかというと、
元体育館は、フリースペースに。
元体育館のステージは、演奏会などのイベントスぺ-スにも活用可能。
手作りのコワーキングスペースもありました。
(跳び箱が、体育館の名残ですね)
各教室は、
ジムや、DIYスペースに。
図書室は、そのまま読書ができるフリールームに。
可愛いアウトドアチェアで読書してみたり。
理科調理室は、何かに使えそうと検討中のようでした。
電子レンジもご自由に使って下さいとのこと。結構便利かも。
ゴミも分別して出してよいって、楽ですね。
水道は、お湯も出るから、夏以外の冬キャンプなどの寒い時期にも助かりますね。
トイレは、ウォシュレット付きで、いろいろ安心。。。
鏡が下向きに傾斜があって、小学校の名残がありましたね。
シャワールームも3室完備!これは良い!!
ドライヤーもあるから女性も手軽ですね。
ランドリーもあるので、長期のキャンピングカー旅にはとっても助かりますね。
夜間もこの施設内に入ることができるから、清潔なシャワーやトイレが使えるのはもちろん、気温が寒い時も、天候が悪い時も避難できるのが安心ですね。
受付では、ビールやお茶の他、八雲のちょっとした名産品が販売されてたので、
ちょっと買ってみました!
八雲の服部醸造㈱さんの味噌ラスク!?
言ってもラスクでしょう~?(笑)と甘くみていたものの、
いざ食べてみますと、美味くて止まらなくなりましたね。
ざっと校舎内は、こんな感じでしたね。
さて、校庭内のキャンプ場は、↓な感じ。ウッドデッキで寝ころびたい。
小学校の校庭とグラウンドだから地面はフラット!!テントも張りやすいですね。
↑これキャンプ場では以外と重要ポイント。
めっちゃデカい木の根っこが、寝っ転がっていました!
(ダジャレじゃないです)
薪割体験なんかもできるみたいで、親子で楽しめますね!
受付で、薪も販売されてましたね。
キャンピングカーで大事な電源も確保できます。
電源を繋いでしまえば、キャンピングカー内の電気は自由に使えますから、安心ですね。
さーて、今夜の寝床は確保できたできたところで、BBQでもさっそくしちゃいますか!と用意していたのですが、そういえば肝心のお肉類を買うのを忘れていたことに気がつきまして、はて晩御飯はどうするかと近くを捜索すると、
あるじゃないですか!レストランが、ペコレラ学舎さんのお隣に。
コーヒー&キッチン スバルさんにレッツゴー!!
ワンコがお出迎えしてくれましたね。
雰囲気あるログハウスで、入り口もオーナーのこだわりがありそうなレストランですね。
店内は、↓な感じ! It's ウッディー!!
良い雰囲気です!!
メニューを見ていると、
「食事に、飲み物をつけるよ!」とマスターから言ってもらいましたね!
「八雲北里牛」と「八雲けんこう豚」の合挽きハンバーグと、煮込みハンバーグをオーダーすることに。
飲み物は、ホットコーヒーと、じゃ生ビールで(別料金)。
お隣がペコレラ学舎さんだからね。
写真では、ハンバーグがソーセージや目玉焼きで隠れてしまっていますが、
美味美味ですよ!
ポテトが甘くておいしかったな。
パイナップルとドラゴンフルーツが入っているサラダは、初めてかも。
八雲で、こんな素敵なレストランがあるとは、知りませんでした!
おすすめですよ!
デザート系も、今度食べてみたいですね。
夕食を終えると、辺りは真っ暗になってきましたので、焚き火でもしましょうかね。
この日は満月でしたね。
最近、北海道でも流行りだしてる雪の中でやる冬キャンプ。
一昔前では、冬キャンプをやっている人は、変わり者!?みたいな感じもありましたが、最近は増えてきてますね。
4月のキャンプもまだ虫が少ないし、ちょっと雪も残っている所もあるので、
プチ冬キャンプ気分を味わえます。
薪割するのも、去年の秋以来なので、半年ぶりかな。
↓マイ斧画像
奥に雪が見えて、冬キャンプみたいでしょ?!
ウチのワンコも、キャンプ歴4年目で、焚き火も慣れたものです!
1日目の走行距離は、約226km。
札幌から八雲町までは4時間ちょっとといった所でしょうか。
穴場のキャンプ場を見つけることができて、良かったなと思いますね。
八雲町のペコレラ学舎さん、是非行ってみてくださいね!
さて、次のブログで道南・八雲から積丹へ行った2日目を、キャンピングカー旅の達人の川南が記載していきます!
to be continued
北海道 キャンピングカーレンタル
お問い合わせは、下記HPの「お見積り・ご予約ページ」から!
TOMO CAMPERS(トモキャンパーズ)
八雲町までの道のりと焚火の動画は↓へ(要チェック!!)